今週は日米の要人の発言を契機に、ドル高円安へ向かいました

今週、アメリカのイエレンFRB議長が、アメリカの議会証言で、追加利上げを半年以内に実施したい意向を表明しました。そして、今年3月に開催されるFOMCでの利上げ決定の可能性もあると発言しました。

また、今週は日本銀行の黒田総裁が日本の国会にて、必要があればさらなる金融緩和を実施すると表明しました。そして、金利目標については長期金利を0%近辺とする決意を表明しました。この両者の発言により、ドル円の値動きはドル高円安へと向かい、一時114円90銭台までつけました。
このドル高円安の背景には、アメリカ経済の好調さがあります。

今週は日米の要人の発言を契機に、ドル高円安へ向かいました

失業率が過去最低水準に達していますし、新規雇用者数は過去1年間を平均すると15万人を超える水準を維持しています。アメリカへ移民として流入してくる人数が毎月15万人と言われていますので、毎月の新規雇用者数が15万人以上に達しているということはアメリカ経済が好調である証拠です。

そして、アメリカの消費者物価上昇率も2%近辺で推移しています。このため、アメリカは金利を引き上げてインフレ防止に務める必要があります。

アメリカの金利が引き上げられ、日本の長期金利は0%近辺で据え置くという前提で考えれば、日本とアメリカの金利差は拡大しますから、金利収入を求めてドルが買われ、円が売られることになります。